ConoHa WINGのスパムフィルタの話
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序
私のメールはかなりの部分がConoHa WINGになっている。
自前のメールサーバーもあるのだけど、GMailがメールを受け取ってくれないという問題に悩まされているので、なるべくWINGを使うようにしている。
ただ、WINGのメールが良いとも思っていない。 CRAM-MD5にも対応していないし、メールのaliasもまともにないし、 スパムフィルタに学習機能がないようで、いつまでもスパムメールに悩まされるし、HAM学習もしてくれないので、高確率でスパム行きになってしまうメールもある。
そこでブラックリスト、ホワイトリストという機能もあるのだが、記述がメールアドレス全部か、アカウント部ワイルドカードのみ。非常に使いにくい。 そして、ここに記述してもスパマーのメールが止まらなかったので、ConoHaに問い合わせした。
問題の概要
HAM判定されてしまう悪質なスパマーは、「eラーニングアワード」を名乗るメール。
様々なアドレス、ドメインを使い分けて送ってくる上に、1日数通となかなかの流量でメールを送ってくる。 そして、それらのドメインをブラックリストに入れてもSPAMにならない。
結論
From
ではなくReturn-Path
を見るそうである。
分かるわけないでしょ、そんなもの。
しかも、悪質なスパマーらしく、Return-Path
は毎回異なるものを設定してくる。
スクリプトで全パターンを生成して登録した。
一応、ドメイン部に部分ワイルドカードを使えるようにすることと、From
部で判定するようにすることを要望した。