Up-to-dateコーナーを新設、随時更新される内容を同一ページで
雑感::site
序
Chienomiはブログである。 よって、各記事はその日時のコンテキストで書かれている。
何を当たり前のことを、と思うかもしれないが、実はこれ結構課題なのである。
というのも、現在は当てはまらない昔の記事をシェアされるようなことが多く、誤解を生むことが多いのだ。
もちろん、課題と認識している以上これまでも様々な対策を取ってきた。
2024年にはまず記事フラグを追加してその記事の状態が分かるようにし、さらに関連記事としてアップデートされたものが表示されるようにした。
しかし依然として更新された内容を追わない人が圧倒的に多いようだ。
ブログで過去の記事を編集するというのはあまり良いことではない(せめて追記に留めるべき)と考えているため、古い記事そのものを更新していく方針もあまり取りたくない。
かといって、ブログという性質上正しく情報を得るたびには情報が更新されるたびにその更新された情報を順に追っていく必要があり、実際にそれをする人は少ない。
そこで、更新される内容を全く別の体系のページに切り分けて、そちらに誘導するという方式を取ることにした。
Up-to-date
切り分けられる内容は、そもそも時とともに更新される性質を持ったものである。
継続的に行われる比較であったり、追跡調査しているものだったりだ。
これらを、更新されるデータ部分を切り出して記事にする。
もちろん、「検索で到着したページから何もリンクを追うことをせずにシェアする」という性質を持った人には全く効果がないが、通常の関連記事とは全く違う形で提示されるためチェックする人は相対的に増えるはずだ。
実装
過去の記事でも触れている記事フラグをそのまま流用している。
従来up2date
フラグは単なるフラグでしかなかったが、ここに連想配列の配列を入れられるようにした。
Pandocテンプレートは
$if(up2date)$
<aside id="Up2Date" class="pre_notice">
<p><em>この記事には最新情報をまとめたページがあります</em></p>
<ul>
$for(up2date)$
<li><a href="${it.url}">${it.title}</a></li>
$endfor$
</ul>
</aside>
$endif$
となっており、Revise
フラグと同じ扱いだ。
対象になった記事
PCのベンチマークは、新しいマシン追加によって内容が増えていくものなのでUp-to-dateにした。
もともとUp-to-dateになっていた記事はあるが、記事を更新するよりこちらのほうが良いと判断した。
メッセンジャー関連はかなり参照される回数が多く、更新記事のほうが読まれていないという問題があったためUp-to-dateにした。 この記事がモチベーションになった。