JLinuxer PleromaからJLinuxer Socialへ移設
雑感::mythings
序
私のコンピュータ系のFediverseアカウントは従来@reasonset@pleroma.jlinuxer.org
だったが、@reasonset@social.jlinuxer.org
に移された。
別の言い方をすると、JLinuxer Pleroma
(pleroma.jlinuxer.org
) は2023年12月に廃止され、JLinuxer
Social (social.jlinuxer.org
) に移される。
経緯
JLinuxer Pleromaは私が管理する第3のFediverseインスタンスとして4/8に誕生した。
基本的には私のテクニカルアカウントを収容するためのおひとりさまサーバーであった。
当初Pleromaで始動したが、
- カスタム絵文字リアクションつけられると全く認識できない
- 引用ができない
といった点が致命的だと判断し、PleromaからAKkomaへマイグレーションした。
しかし、これで色々と問題が生じた。 特に大きい点としては
- 投稿中の絵文字が異様に幅広くスペースをとる
- 画像を投稿しようとすると、応答が壊れてしまい、それ以降クライアントを開けなくなる (閲覧データを削除すれば開けるようになるが、画像はどのみち投稿できない)
ということで、正直このまま使っていくのは困難だと判断し、新規にAkkomaでインスタンスを立てた。
ついでに、Pleromaではなくなっているのにドメインがpleromaである問題を解消し、将来的にはJLinuxer Socialを開放することも考えられるようになった。
Akkoma採用理由
カスタム絵文字リアクションを受け入れることができ(JLinuxer的にはリアクションでカスタム絵文字を使えることはそれほど重要ではないが、受け入れられることは必要)、引用が使えることを考えると、実際はMisskeyあるいはAkkomaくらいしか考えられない。 Calckeyという選択肢もあるにはあるが、開発者の方針と私は水が合わなそうなのでやめておいた。
Misskeyはリソース使用量が多く、データベースも肥大化しやすい。 また、開発方針がダイナミックで、長期運用を見据えるとあまり向いていない。
JLinuxer系インスタンスとしての運用を考えると、Markdownが使えるといったことも含めてAkkomaがもっとも適当だと思った。
引っ越し
Fediverseサーバーには引っ越し機能があったりする。 Akkomaにもあるのだが、まず引っ越しの手順は
- 引っ越し先アカウントで アカウントエイリアスとして引っ越そうとするアカウントを指定する
- 引っ越し元アカウントで 引越し先アカウントへ引っ越しを行う
というものである。 Akkomaの場合は設定の「セキュリティ」タブに存在する。
なのだが、手順2で
Target account not found.
と言われてしまい、引っ越しできなかった。
色々試したのだが、サーバーのログ(引っ越し元Akkomaのログ)に
[error] Could not decode user at fetch https://social.jlinuxer.org/users/reasonset, "invalid value for header (only printable ASCII characters are allowed) \"date\": \"水, 14 6月 2023 11:34:17 GMT\""
のように残っており、結局、「引っ越し元で操作を行うブラウザで」クライアントの言語をEnglishにし、さらにブラウザの言語設定から日本語を削除し、英語だけにした状態にすると成功した。
引っ越しした結果、Mastodonのほうはフォロワー移行されたのだが、Misskeyユーザーは移行されなかったようだ。