Chienomi

DTM環境の移行に伴うメモ

ソフトウェア

DTMマシンをFM2+KillerからZ400へ移行するため、DTM環境をFM2+Killerから削除して(というか、そちらはリセットして)Z400にインストールした。

ディアクティベート

台数が制限されているライセンスにおいて、元々使っていたコンピュータのライセンス(アクティベーション)を解除しなければならないケースがある。

それについて調べた。

Cakewalk SONAR X3 PRODUCER / Rapture / D-Pro

ディアクティベートは不要。既存のレジストレーションコードを受け付けてくれる。

Celemony Melodyne Essential

SONARの一部だが、ディアクティベートが必要。

アプリケーションからディアクティベートを行う。これは、同一マシンの再インストールでも必要になる。 マシンクラッシュなどの理由でディアクティベートできなかった場合は、メールで依頼する必要あり。

XLN Audio Addictive Drums / Addictive Keys

SONARの一部だが、これも別。

XLN Onlineを導入し、従来のXLNアカウントでログインし、ダウンロードしてインストールする。 2台登録している場合はXLN Online Installerが登録コンピュータの削除を求める。

FL Studio

台数制限自体がない

KOMPLETE 9 ULTIMATE

サーバー側でなんのマシンで使用したかを確認しており、不正使用がないかをチェックしているのでディアクティベートは不要。

Cubase 6 LE

Soft e-Licenserからアクティベーションコードを再発行すればよく、ディアクティベートは不要。

別ドライブへのインストール

Z400はUEFIをサポートしていないため、Windowsシステムディスクのサイズが2.2TBに制限される。

今更2TBのディスクを追加するのもバカバカしく、システムディスクは250GBとなっている。 従来FM2+Killerのシステムディスクになっていた3TBをデータディスクとして与える形だ。

しかし、これが意外と難しい。

インストール先が結構複雑であるために正しく理解して指定するのが難しい、というのがひとつ。

さらに、SONARのSI Instumentsと、Melodyneは問題無用でC:\Program Files\*(あるいはC:\Program Files (x86)\Celemony)以下にインストールされてしまう。

このために、移動した上でシンボリックリンクを使うようにした。

> mklink /D "C:\Program Files\Celemony" "E:\x64\FORCED-Celemony"
> mklink /D "C:\Program Files\Cakewalk" "E:\x64\FORCED-Cakewalk"
> mklink /D "C:\Program Files (x86)\Celemony" "E:\x86\FORCED-Celemony"

これで動作はするのだが、インストール先を選ぶ時に「参照」をクリックしてもシンボリックリンクを解決してくれないので悩ましい。

とはいえ、結局こうなるのなら、インストール先を選択するよりは、最初からシンボリックリンクを使ったほうがいいのではないか。 ムーブするのは不毛なので、インストーラが使おうとしているディレクトリを、選択する前にリンク先を作っておいてリンクしておく。

しかし…

そのようにしていたところ、いくつかのプラグインが動作しない、という問題が発生した。 例えばSession Deummerは、SynthなのかEffectなのかも識別できず、使用できなくなった。

結局、システムをDAWから切り離し、取り扱いしやすくするというのは困難なようだ。 KOMPLETE 9 ULTIMATEにしても、結局はC:に強制的に導入されるものもあるし、別ドライブにインストールしてC:から排除することはできない。

結局は、C:もギリギリの容量ではなくそれなりに余裕をもたせた上で、容量が非常に大きいライブラリだけを別ドライブにインストールするのが無難なようだ。

KOMPLETE 9 ULTIMATEのライブラリと、Cakewalk Content、そしてSONARのデモプロジェクトを別のドライブにインストールして機能した。