LuaTex-jaでNumber too big.エラーがようやく解消
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LuaTexで日本語ドキュメントクラス(ltjsarticle, ltjarticleなど)を処理すると
! Number too big.
ltj@@jfont ->luafunction ltj@@jfont@inner
l.53 \kanjiencoding{JY3}\selectfont
と言われてしまう、という問題が続いていた。 Manjaro Forumで質問したところ、再現するけどupstreamへ、ということだったのでLuaTeX-jaのほうにご報告させていただいたところ、チケットを切っていただいた。
Manjaroではつい先日Texliveが201804にアップデートされたが、この問題はLuaTeX-jaが201806として解決してくださっている。
このため、
$ git clone 'https://scm.osdn.net/gitroot/luatex-ja/luatexja.git'
$ sudo rsync -r luatex-ja/src/ /usr/share/texmf-dist/tex/luatex/luatexja/
とすればとりあえずこの問題は解決する。
だが、今度は
! Undefined control sequence.
\lltjp_um_unmag_fsize: ...@preadjust@extract@font
\cs_gset_eq:NN \lltjp_um_f...
l.106 \begin{document}
なんて言われてしまう。 これは、
ltjsarticle + unicode-math で をしていないときに起きるエラーのようです. 別チケットにします.(#38372)
とのことで、チケットを切っていただいた。
現在のところkitagawa_test
ブランチになっているが、恐らく近日中に取り込まれるだろう。
なかなか長い戦いだったが、ようやく論文や教材の清書も捗るというものだ。
ちなみに、この影響でgendoc-pandoc.zshのほうはMathfontに対応した。