Chienomi

時間差を計算するプログラム

プログラミング::tools

序

最近2つの時刻の経過を分で計算する必要が出てきた。

ウェブサービスでもそういったものはあったりするが、入力しづらいし面倒なので書くことにする。

まずはRubyで

いつもどおりのRuby。

#!/bin/ruby

def usage
  abort "timediff.rb from[,] to"
end

ARGV[0] =~ /^(\d{1,2}):(\d{2}),?$/ or usage
t_from = $1.to_i * 60 + $2.to_i

ARGV[1] =~ /^(\d{1,2}):(\d{2})$/ or usage
t_to = $1.to_i * 60 + $2.to_i

if t_to < t_from
  t_to += 60 * 24
end

puts t_to - t_from

話自体は非常に単純で、時間を分に直した分と分を足すだけである。 日付をまたいでいる場合のために、終端のほうが小さいなら24時間分足す。

Zshで

これくらいならZshでも簡単に書ける。

#!/bin/zsh

usage() {
  print "timediff.zsh from[,] to" >&2
  exit 1
}

[[ $1 == ([0-9]|)[0-9]:[0-9][0-9](,|) ]] || usage
typeset -i t_from=$(( ${1%%:*} * 60 + ${${1##*:}#,} ))

[[ $2 == ([0-9]|)[0-9]:[0-9][0-9] ]] || usage
typeset -i t_to=$(( ${2%%:*} * 60 + ${${2##*:}#,} ))

(( t_from > t_to )) && t_to+=$((24 * 60))

print $(( t_to - t_from ))

注意点としてtypeset -iしておかないと+=が文字列結合になって日付をまたいだときに大惨事になる。

代わりに(( t_to += 24 * 60 ))としてもいいが、それにしてもtypeset -iはしておいたほうがいい。

Perlで

Unix系プラットフォームで移植性の高い選択肢であるPerl。 この手のやつは非常に得意。

#!/bin/perl

sub usage() {
  print "timediff.pl from[,] to\n";
  exit 1;
}

[0] =~ /^(\d{1,2}):(\d{2}),?$/ || usage;
my $t_from =  * 60 + ;

[1] =~ /^(\d{1,2}):(\d{2})$/ || usage;
my $t_to =  * 60 + ;

if ($t_to < $t_from) {
  $t_to += 60 * 24;
}

print $t_to - $t_from, "\n";