昨日、Mimirの記事を書いていて気がついた。
Android 5からOpusのコーデックが入り、実際WebMでVP9/Opusなフォーマットが扱えるようになっているのに、Opusファイルが音声ファイルとして扱われず再生できない。 いつになったら再生できるのだろう、と考えていた。
だが、実は再生できるのだ。拡張子を変えれば。
Opusの標準のコンテナ(包括先)はOggで、opus-toolsでエンコードするとOgg Opusになる(ffmpegで.opusとしてエンコードした場合も同じ)。
Ogg Opusの拡張子はInternet draftによって .opusが推奨されている。
AndroidはファイルタイプをWindows同様に(実際のファイルを読むことなく)拡張子で判断するが、.opusには対応していない。
一方、.oggや.ogaは理解するため、これらの拡張子にすることでOpusを音声ファイルとして扱うことができる。
.oggは旧Ogg汎用拡張子で、現在は後方互換用Ogg Vorbisの拡張子。
.ogaはOggの汎用音声拡張子。どちらも間違いではない。
Android端末でOpusを使う場合は恐らく.ogaがベスト。 .opusに対応してもらうほうが良いのだけど。
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