Chienomiの構造的アップデート
開発::website
序
人にはほとんど見えない部分だけれど、Chienomiをアップデートした。
これは、従来基本的にChienomiは原則主義というか、基本的にはプリミティブな方向性(W3Cに追従する方向性)であった。
けど、色々不都合が増えてきたので、現代的に要素を増やすようにした。
変更概要
- Date関連の追加
- JSON-LDの追加
- ActivityPub対応
- ポリシー関連の追加
- IndieWeb対応
- Favicon強化
- OGP追加
少し説明
Date関連
従来はdate
とdceterms.date
のみを持っていたけれど、datePublished
とarticle:published_time
を追加した。
JSON-LD
Google向けの"@context": "https://schema.org"
と、ActivityPub向けの"@context": "https://www.w3.org/ns/activitystreams"
を追加した。
ActivityPub
Chienomiを@reasonset@chienomi.org
というアクターで認識されるようにした。
ただし、inbox, outbox, follow, followerは未実装で、フォローされても機能しない。
JSON-LD追加によりいくらかシェアもしやすくなったはず。
ポリシー関連
.well-known/security.txt
, .kell-known/dnt
, .kell-known/trust.txt
を追加した。
IndieWeb
対応と言うほどかは怪しいけれど、.well-known/indieweb.txt
を追加。
Favicon強化
従来Faviconは存在していたのだけれど、参照が明示されていなかったため追加した。
これにより、Microsoft系端末、Apple系端末での機能が向上した、はず。
OGP
OGP関連のタグを追加した。
これにより、SNSでのシェアが少し派手になった……かもしれない。
結果何が変わった?
- SNSでのシェアで表示が改善したかもしれない
- SNSでのシェア機能が効きづらかった部分が改善したかもしれない
- 検索結果の表示が改善したかもしれない
- プラットフォームによって記事の情報(公開日時など)がうまくとれなかったものが改善したかもしれない
- FediverseからChienomiの存在を明確に認識できるようになったかもしれない
これらはいずれも外部サービスによるところなので、私が断言することはできない。
- 各種ポリシーが明示され、より安心して使えるようになった
- Faviconの機能性が改善
これは間違いない部分。