Chienomi

codebreak;

サービス(デジモノ・デジゴト)

GitHubに容量制限があるらしい、と知った。というのも、サイトのリポジトリはマルチメディアデータを含むため、サイズがかなり大きくなる。

そこで代わりとなるリポジトリとしてcodebreak;を試してみることにした。codebreakは「無制限!」と言っている。で、使ってみると使い心地は良いが、プレビュー機能がいまいち。ダウンロードできないので、リポジトリをcloneして使う前提か?

そして、無制限というが、容量に関しては「大きくなると拡張するために申請いただく」とあり「無制限」とはニュアンスが異なっている。無制限なのは

  • (Githubと違い)プライベートリポジトリの数が無制限
  • (BitBucketと違い)プロジェクトの参加ユーザー数が無制限

だが、「codebreak」で検索してみると興味深い記事がみつかる。

BIZREACHというIT系リクルートサイトがはじめたプログラミングSNSであるcodebreak;。これをみると、登録しようとするとウィザードが始まり、これが完全にリクルート登録的なものであること(職場、地位、年収など)、さらに使いはじめるには審査があり、審査に合格しないと使い始められないこと、しかもその審査がかなり「リクルート登録的に」厳しいことから相当不興を買っていた。ほとんど転職サイトで、gitホスティングサービスとしての体をなしていなかった、ということのようだ。

公開は2013-05となっていて、その頃話題となり、ぱっと消えてしまった、という感じだろうか。だが、今回登録した限りでは特にそのような入力項目自体がなく、ごくごく普通だった。審査がいる、というものも撤回され、誰にでも使える、とFAQで明記されている。“コードブレイクは、IT・Webエンジニアの方向けのソフトウェア開発を行うためのツールです。特段アカウント作成に条件はありません。Webデザイナー、Webプロデューサー、ディレクターの方々など、Git関連サービスをご利用になられたい方なら誰でもご登録いただけます。”

問題視されていた「httpsのみ」「pull request不可」「wikiなし」なども修正されている。もしかしたらバックが代わったのではないか、と思うくらいに「普通」だ。容量については200MB制限だったらしいのだが、それについては“パブリックリポジトリ、およびプライベートリポジトリの作成制限はありませんが、一定以上の大量のデータをホスティングした場合、さらに容量を拡張するために申請をしていただく必要がある場合があります。”と言い方がやわらかい。

というわけで普通に使えるのだが、それでもちょっと容量が怖い。BitBucketも試したのだが、容量無制限ではあるものの、「コードだけだ!」とかなり強く書いてあるので、ドキュメントだとダメなのかもしれない。

そのため、結局マルチメディアファイルは.gitignoreでgitの管理から外して、Google Driveにアップして使用することにした。一応、データ自体は本サーバーにアップしてあるが、PDFに関してはもしもということがあるので。