Zenfone 4 Selfie Pro レビュー - 生まれ変わったZenfoneはとてもいい!
ケータイ
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経緯
Zenfone Selfie(ZD551KL)とAndroid One S2の両方が調子がおかしすぎるので、両方とも買い換えることとなった。
やっと高性能化
実はこれまでAntutuスコア20000前後 or 35000前後のモデルばかり使ってきている。
- Oukitel K4000 Pro (25000くらい)
- Elephone P6000Pro (35000くらい)
- ASUS Zenfone Selfie (33000くらい)
- LG L-05E (21000くらい)
- Panasonic ELUGA X P-02E (19000くらい)
- KYOCERA Android One S2 (37000くらい)
見事なまでに進展がない。
そこにきてのZenfone 4 Selfie Pro(ZD552KL)のAntutuスコアは60000を軽く越えてくるので、いきなりパワーアップしてしまった。
Zenfone 4シリーズは従来とは路線が違う、と感じる。 従来だと20000円前後のリーズナブルなモデルと、高級なモデルでも3万円台に収まっていた。 ところが、比較的安価なSelfieも50000円近いところからスタートしているし(今は4万円切るくらい)、高性能版のZenfone 4 Proに至っては9万円近く、Snapdragon 835採用でGalaxyと真っ向勝負だ。 簡単にいえば、クラスを上げた。
おおまかにシリーズ内での違いを言うと、
- Maxはマイレージ重視。SD430でミドルロークラス。その代わりバッテリーを増やしたり、トリプルスロットにしたりして差別化している。アウトカメラがダブル。Antutuは43000点くらい
- Selfie Proはインカメラがダブル、アウトカメラはシングル。インカメラLEDつき。SD625でAntutu63000点くらい
- STDはアウトカメラがダブル。SD660+6GB RAMでAntutuで110000点を越えるレベル
- ProはSD835に光学ズームレンズを持つダブルレンズアウトカメラ搭載。Antutuでは160000を越える程度でOnePlus5みたいなド級ではない
ちなみに、“Zenfone 4 Selfie”(ZD553KL)というモデルもある。 SD435搭載で552よりも少し大柄なボディ、IPS液晶ディスプレイ採用やジャイロセンサー非搭載などコストダウンされており、こちらは従来の廉価スマートフォンであるZenfoneという印象だ。
これまでZenfoneは「微妙な違い」でラインナップされていたのだけれど、明確に
Selfie < Max < Selfie Pro < STD < Pro
というクラス分けをした一方、クラスの低いMax/Selfieについては激戦区ということもあって明確なキャラ付けしたのかな?という感じ。
Zenfone Selfie (ZD551KL) の話
Selfieは3の時はなくて、2の時以来の再登場。 Selfieを名乗るだけあってselfieに対してはガチなのだけれど、551と552ではちょっと方向性が違う。 551のときは撮像素子もレンズも大きいもの(背面と同じもの)を乗せるという方法だったのだけど、552はちょっと高画素な素子に明るいレンズを組み合わせて、控え目な広角レンズも積んでおくというスタイル。
selfieにやたら力入っているメーカーといえばOukitelで、K6に至ってはインアウトともダブルでインカメにもフラッシュを積んでいたりする。 面白さではK6のほうが上なんだけれど、SoCがMT6763なので日本だととにかく電波が入らない。まぁそもそも日本では…なんだけども。
551がコンパクトカーにスポーツカーのエンジン載せたようなもので、552がホットチューンになったみたい…と思えばテクノロジーの進歩を絵に描いたようだけれども、 思い切りがあったコンセプトという点では551のほうが好きだったなぁ、と思ったりもする。
けれど551 Selfie、とにかく駄目な子だった。
- バッテリーが持たない。尋常じゃないくらい減る。Zenモーション入れてると待受4時間とかいうレベル
- カメラの起動が超遅い。ロックからだと15秒とか待つことになる
- インカメラ、アウトカメラとも画角が超狭い。セルフィーは綺麗に撮れるけど、そもそも絵に収まらない
- カメラはなぜかタッチでフォーカスすると一点そこにフォーカスしたように見せかけて全然違うところに飛ぶ
- ムービーでは一旦近いところにフォーカスしてしまうとタッチしない限り取り戻せない
- Atokで文字入力しているとメモリを大量に食う→発熱→フリーズのコンボが待っている。超フリーズする
- 動きがもっさり。PIN入力もひと呼吸ずつ起きながら入力する必要がある
- Zenfone2全体に言えたことだけれども、するするしてる上に丸いのでめっちゃ落とす
- もっさりしたディスプレイ
- あんまりよろしくない音
- 明るさ調整が、暗い側は明るすぎるし、明るい側は暗すぎる
カメラは結構ちゃんと撮れるし、マイクも音が入るんだけれど、画角の狭さと、フォーカスのアホさで絶望的に使いにくい。 レスポンスが悪いからストレスがたまる。 スコアの低いOukitelのほうがずっとストレスがない。
まさか次もZenfoneにするなんて思っていなかったのだけれど1、ASUSのTwitterの中の人が押してくれたので、触ってみたら…
メガシンカしてしまったZD552KL - Zenfone 4 Selfie Pro
形状からしてもうかつてのZenfoneの面影自体ない。
Zenfone 3も割と過去の過ちはなかったことにしたデザインだったけれど、Zenfone 4シリーズはうすっぺたい板になった。 Proはともかく、他は薄い。Selfieが一番薄い。
3と同じようなちょっとざらついた手触りなのでもう落とすことはなくなった。 そして、なにもかもが完璧に直されていた。
- バッテリー持ちはよくなった。改善した、じゃない。「よくなった」(ただし、連続使用だと割と減る)
- ロックからのカメラ起動は0.3秒くらい。速い
- アウトカメラの画角は普通で、気持ちワイド。インカメラに関しては広角レンズを別途用意
- フォーカスはめちゃくちゃ速く、タップするとしっかりフォーカスを保ってくれる(そのかわり、フォーカスを変更したい場合はなかなか離してくれなくてもどかしい)
- フォーカスが速くて正確なのでムービーもいい
- Atokが爆速。フラワータッチが捗る
- PINの高速タイプでも遅れなし
- 薄い上にしっかり持てる素材なので持ちやすくて安心感がある
- ディスプレイは有機EL採用で超きれい。綺麗すぎて無駄に画面眺める
- 明るさ調整もとても暗い〜眩しいまで調整できるようになった
インカメラフラッシュや強烈の一言に尽きる美人モードなども強化。 これはすごい。マジパネェっす。
なお、音はあんまり改善してない。相変わらず悪い。 そしてセルフィーへのこだわりの一部だった背面ボリュームがなくなってしまった。 クランプ固定するときにボタンを押さないので便利だったんだけれども。
ちなみに、551 Selfieは画角が狭すぎて背面ボリュームに手が届くレベルでは、手を目一杯伸ばしても顔が収まらない。
552 Zenfone 4 Selfie Proは旧Selfieの弱点を完璧に克服していた。もはや面影もない。
カメラ は高いソフトウェア力
アウトカメラは551時代と比べて劇的に改善されている。
起動は高速化されており、ほとんど瞬時に起動する。
フォーカスは十分に高速で、使いやすい。 ただし、タップフォーカスせずに撮影しようとすると、フォーカスをとるまでにちょっと迷うため、シャッターボタンを連打しての撮影までの最短時間は起動時間含め1.6秒程度。 十分速いが、超高速とは言えない。それでもAxon7よりも速いのだが。
タップフォーカスした場合、上下スワイプでEV調整が可能。 非常に使いやすいが、一方でフォーカスポイントを間違えた場合に修正するためにはリリースを待つことになり、ちょっと遅い。
アウトカメラは若干ワイド。顔認識機能は若干パワーダウンした。 シーンモードがほとんどなくなり、その意味では利便性が低下したが、8種類のフィルタがあるほか、 ポートレートモードと、アウトカメラでの美人モードが搭載された。
HDR, アスペクト比, セルフタイマーについてはメイン画面のアイコンから簡単に操作できるようになった。 これはかなり便利だ。
デジイチよりもずっと使いやすい強力なマニュアル撮影モードがある。 総じてソフトウェアの出来が光る。ZenUIの全体的な使い勝手の良さがカメラアプリにも反映されている感じだ。
アウトカメラはちょっと暗めで、EV調整が必要なシーンも多いが、インカメラは非常に明るい。 ソフトウェア的に明るく映るように調整されてもいるのだけれど、F1.8という明るいレンズを搭載しているのは事実だ。 アウトカメラがF1.8ということはとても考えられない暗さなので、インカメラが明るいのは確かだ(こちらはF1.8という数値が出ているのだし)。
551Selfieはぴったりとくっついて腕を伸ばしてもちょっとふたりが画面に収まるのは難しかったが、このインカメラならそのようなことはないだろう。 ワイドカメラは画素数は低いが、意外なほど綺麗に撮れる。 とはいえ、恐らく少ないシーンに対応するための補助機能という扱いなのだろう。その意味でK6のようなものとはちょっと異なる。
もちろんこれだけでも強力だけれど、セルフィー専用アプリ Selfie Master の存在も欠かせない。 簡単に盛りに盛った写真が撮れる。
さらになんとインカメラでの4k30fps動画撮影が可能で、セルフィー動画にも対応し、「美人エフェクトLive」が搭載されている。 女子力の高いスマホだ。
また、551Selfieでもそうだったのだが、マイクの性能が良い。 音の溢れているゲームセンターでの音ゲー撮影や、生でも音のききとりにくいセミナーなどでも綺麗に音を撮ることができる。 同じセミナーでAxon7とZenfone 4 Selfie Proの両方で撮影を行ったのだが、Axon7ではスピーカーがなにを言っているか判別できないのに対し、Zenfone 4 Selfie Proでは明確に何を言っているか聴き取ることができる。 動画撮影時のマイクについては触れられないことが多いが、スマホの動画撮影で最大のネックになるのがマイク性能なので2、Zenfone 4 Selfie Proは音が重要になる動画でも良好な品質で撮影することができる。
また、撮影時のシャッター音がかなり小さい。 撮影禁止ではないが、静かな空間で写真を撮るときにはかなり気を使うので、このくらいの音量だととても嬉しい。
ASUSロゴをウォーターマークとして入れる機能はいらないかな…
手放せなくなる Always on Panel
「ない」と思っていたのに実際は便利だったのがAlways on Panelだ。
551 SelfieにはZenfone coverという機能があった。 これは時刻や着信などの情報を画面に表示しっぱなしにするもので、専用の手帳型ケースと組み合わせて使用する。
しかしながら画面を常にオンにしておく、ということなので、相当電池が辛い。 Zen Motionといい、なぜかASUSは画面に通電したがる。
だが、Always on Panelは有機ELを前提にしており、描画部分以外は電気を使用しない。 さらにちゃんと真っ暗になると消える仕様だ。 更新は2分ごとで優先度も低い。電池消耗は抑えられている。
有機ELの消耗を考えて(必要があるのかは不明だが)描画位置は毎回変わる仕様。
使ってみた感じでは特に電池の消耗が気になるという感覚はなく、むしろ時間をみるためにしょっちゅうスクリーンをオンにする人なら省電力に貢献するかもしれない。 慣れると結構便利。
ちなみに、Galaxyにも似たようなものがあるのだとか。
ディスプレイと色味
有機ELの美しさを強調するためか、スーパーカラーモードが有効になっているが、LINEなど文字を見ようとすると違和感のあるビビットさだ。 野菜表示用という感じ。
標準にするとこれは改善される。
一時期のような高精細液晶ではないが、AMOLEDであるためコントラスト比が高く、美しく疲れにくい表示だ。 高精細というわけでもないのに、文字がくっきりで長文読みが楽。
Zenfone 2時代は輝度調整幅が極端に狭かったが、普通になった。 というか、暗い側はそこまで極端ではないけれども(電気消した中で気づかれないようなレベルにはならない)、明るい側は本当に明るい。
指紋センサー
iPhoneなどと同じ、ホームボタンが指紋センサーになっているタイプだ。 親指を行った指紋登録する場合は、親指のどこを登録するかが問題になる。
実際に使ってみるとホームボタンが指紋センサーというのは便利で、指紋センサーを有効にしておけばストレスの少ないクイックアクセスが可能になる。 手の混んだ攻撃を受ける心配がない状況であれば指紋センサーを使用してアンロックすることで覗き見による攻撃のリスクを低減し、長大なパスワード3の入力をスキップすることができる。 指紋によるアンロック設定は独立した設定であるため、シーンによって切り替えることも考えられる。
なお、「端末を起動するにはパスワードを必須とする」をオンにしておくことで、再起動をかけることで指紋認証を一回だけ切ることもできる。
アプリケーションロックに指紋センサーを使用するにはアプリロックが利用できる。 端末のアンロックに指紋センサーを適用しなければ事実上の二要素認証になる。
アプリロックでホームボタンに指を置くという動作になるとどうしても思わぬところでGoogleアシスタントが起動してしまう。 そうすると再認証になって使いにくい。 これは「設定→アプリ→設定→アシストと音声入力」から無効化できる。
ZenUI 4.0 とバグ
ZenUI
ZenUIは一部はZenfoneでなくても使用することができる優れたUIアプリ群だが、Zenfoneの価値を高めるためなのか、 多くのZenUIアプリが配信停止となっている。
Android/iOSのあらゆるUIの中で4最も優れているUIだと思うが、 他のスマートフォンで使えなくなったことと引き換えなのか、怪しげなアプリを高める組み込む動作が見られなくなった5。 これはZenUIの大きな欠点だったため、
ツインアプリ は対応アプリが少ない
LINEやTwitterで複数アカウントを使い分ける「ツインアプリ」というのがある。 私はLINEを使い分けているので中古端末持っていたりするのだけれど、それがいらなくなる。夢のようだ。
ただし、Kakao Talk, Discord, Skypeには対応していない。
また、ツインアプリを有効にするとツムツムは起動できない模様。
ASUS Weather バグ
ASUS Weatherは相変わらず現在地の自動取得をオフにしていると現在地のデータが取れなくなる。
ZenUI セーフガード …はいらないかな
子供向けのアラームちっくな、謎のセーフティ機能がある。 電源長押しからも表示されるのだけど、問答無用で緊急通報するというなんともデンジャラスな機能だ。
さらに設定でonにすれば電源ボタン連打でも緊急通報される。
これはいらないのでは。
そのほかにも色々なSOS機能がある。iOSのさらに先…ということなのかもしれないけれども、 せめてオンオフできるようにしてほしい。誤操作が怖い。
もちろん、子供や女性にとっては頼りになる機能なのかもしれないけれど、そのケースにおいてさえ私には安全ピンのないサーマルパイナップルに見える。 武装すればいいというものではないのだ。
なくなった便利なアプリ
ぜひ復活してほしい、551Selfieで便利だったアプリが、次のものたちだ。
- ASUS Music
- ASUS Messageing - SMS & MMS
- Do It Later
SuperNote, QuickMemoもなくなった。
ホールド感
薄くて軽くて、しっかり持てる。 5.5インチだけど女性でも持ちやすいかもしれない。
ただし、私の場合はスマートフォンを握らないため、落としそうでやっぱり怖い。 5.5インチだとバンカーリングくらいはないと怖いかもしれない。
日本語入力
Atokを採用。
相変わらず語彙力のない変換エンジンだけれど、フラワータッチは秀逸。 反応速度が上がったので高速タイプが可能になった。
ただし、変換は辛い。
音
スピーカーとヘッドフォンでだいぶ印象が違う。
まずスピーカーはまぁまぁクリアでいい音だ。 オーディオウィザードによる音量調整も綺麗に決まるし、音量調整の段階が細かい。 最小音量は本当に極小の音にできるし、最大音量はそこそこ大きな音になる。
一方、ヘッドフォンだとそんなに音はよくないな、という印象になる。 音量も控え目だし、なによりオーディオウィザードをonにしていると曲によってはやたらコンプがかかったような聴きづらい音になってしまう。 聴こえが自然じゃなくてかなり聴きづらい。
だが、「作り込める」という店で違いが出てくる部分もある。
オーディオウィザードはカスタムプロファイルがひとつ作成可能なイコライザのみならず、ヘッドフォンプロファイルと、それを調整するためのリスニングプロファイルを選択することができる。 ヘッドフォンプロファイルで選択できるヘッドフォンは随分と偏りがあってなかなか人気のヘッドフォンですらも選択できないのだが(私愛用のULTRASONEはメーカー選択肢自体がない)、汎用プロファイルも一種類しか作れないため使い分けているヘッドフォンに合わせることができない。 比較的近い特性をもったヘッドフォンをベースにリスニングプロファイルで調整する手もあるが。
リスニングプロファイル調整は手軽な方法で適切に調整してくれる。 買ってみるとヘッドフォンプロファイルはこのリスニングプロファイルのベース値という印象だ。
ちなみに、私のイコライザセッティングは-3 - 0 - 8 - 4 - -1 - 2 - 4 - -1 - -4 - -8
である。
イコライザセッティングはリスニングプロファイルまで作ってからやること。でないと意味がない。
この3点を全てセッティングすると聴き心地の良いサウンドになる。
付属ヘッドフォンはZD551KLと同じくZenEar。色が(本体赤では)白になっている。 ZD551KLでは本体白でも黒だった。 ZenEar、出音は安いけれど割と低音ゴリゴリで私は好きだ。ZenEar S買ってしまおうかなと思っている。
ちなみに、ハイレゾに関しては誤謬たっぷりなので、説明が大変なのだけれど、 そこまで嬉しい要素ではないかなと思いつつ、付加価値としてみれば嬉しいかもしれない。 私なら16bit/48kHz FLACに落として持ち歩くけれど。 一応2TBのmicroSDが載る仕様なので、ハイレゾ音源を持ち歩いて聴くこともできなくはない。 街中でハイレゾ音源が聞き分けられるレベルの音量で陶酔されると多分公共の迷惑になるけれど。
試したところコンプがかかったようなではなく、本当にコンプをかけていた。
レベラーがないため、コンプリミッターで処理しているようだ。
コンプがかかるのを避けたい場合はイコライザで全て0以下にする必要がある。
再調整して-8 - -4 - 0 - -3 - -5 - -6 - -2 - -1 - -5 - -10
というセッティングになった。
なお、イコライザでマイナスにセッティングするのは非常に正しい。 基本的にソースギリギリまで音圧を稼いでいるのが普通なので、ちょっとでもプラスにすると音が割れてしまうのだ。 プラスにセッティングする場合はレベラーで全体を下げることで0以下に収まるようにしなくてはいけない。
また、音楽制作過程でも基本的にイコライザは音を下げるものである。 音を下げてバランスをとってからコンプやリミッターで音圧を稼ぐのだ。
滑る
傾いたテーブルの上に画面を下にして置くとつるつるの画面のためか滑って落ちてしまう。 散々試してもちょっとした傾きで簡単に落ちてしまって困った。
Zenfone 4 Selfie Pro、セルフィー撮らない男子でもアリ
デフォルトアプリとしてインスタも入れられちゃっているZenfone 4 Selfie Proだけれども、 私みたいにインスタやらない、自撮りしない系男子でも、 625搭載のミドルクラススマホが欲しいのなら一考の余地はある。
このクラスではちょっと高め(下手すると1万円くらい高い)なんだけど、 全体的によくできてる。
薄くて持ちやすいし、前Selfieよりも小さく軽くなっていたりするというのもあるし、 有機ELのディスプレイも綺麗だったりというのもあるけれども、 まずASUSのZenUIの使いやすさが光るし、カメラに関しては特筆するべき点が豊富。
けれどそんなリア充じゃなくったって、アウトカメラのフォーカスと手ブレ補正の優秀さは魅力に感じるのではなかろうか。 だったらSelfieでなくてMaxでもいいということになってしまうけれど、自撮りなんかしない系男子でもプロフィール写真的な位置づけで写真乗せる必要があるときはあるだろうし、 インカメラ優秀も稀に役に立つ。
それに、Selfieは薄くてカッコイイので、別に自撮りが全てじゃない。
また、背面ボリュームの関係で551 SelfieはFn長押しでスクショできたのだけれど、これも設定から復活できるようになっていたりする。
あと、サンライトゴールドは割とよく見かけるいわゆるローズゴールドなんだけれど、 ネイビーブラックとクラシックレッドは最近はあまり見ない色の赤と、珍しい濃紺のラインナップというのも魅力。
充電がmicroUSBで、5V2Aなのはちょっと残念ポイントだけれど、 全体に相当いいと思う。
メインはZenfone 4 Pro Selfieにする!と早い段階から決めていたのだけれど、 実際外れてなかったと思っている。
ちょっとなぁと思う部分もあるにはあるのだけれど、余計な機能は全体的に見れば減ったし、いい塩梅なのではなかろうか。 Zenfone Selfie (ZD551KL)の時は不満だらけだったのだけど、Zenfone 4 Selfie Pro (ZD552KL)は日常的に使用するスマートフォンとしてすごくいい選択だったと思っている。
当時の彼女がZenfone 2 LaserとZenfone Goを持っていたので、実はZenfone 2に関しては3台触っている。一番ひどいのはSelfieだった。↩︎
悔しいことにiPhoneのマイクは非常に良好なのである。しかもiPhoneならMV88やiQ5も使うことができるためこの上なく羨ましい。↩︎
私は本当にスマートフォンのアンロックに長大なパスワードを利用しているため、アンロックがとても大変なのだ。↩︎
スマートフォン全体でもっとも優れたUIはSeilfish OSだと信じている。↩︎
以前は裏で勝手にCheeter Mobile製品と、UC Browserなどを入れる仕様だった。↩︎