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手持ち環境のゲームパフォーマンス/エクスペリエンス

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本記事ではハードウェアとゲームに関する参考データとして、私の手持ち環境でゲームがどう動作するかを紹介する。

一般的なものと違い、ベンチマークではなく実際のゲームプレイについてであり、また通常とは異なったタイトルラインナップで言及する。

比較のためのベンチマークではなく、そのタイトルを快適にプレイできるかどうかという基準であるため、「そのハードウェアに合わせてグラフィック設定を行ってどうにかなるか」という視点とする。

また、各ゲームを起動して具体的なグラフィック設定を確認するのは面倒だったので、設定可能な最も画質優先の値を「最高設定」、それに次ぐ画質優先の値を「高設定」、負荷の高い処理を軽減して視覚的にも影響の出る設定を「中設定」、のっぺらぼうになるような動作負荷優先の設定を「低設定」と表現している。

各タイトルはWindowsでの動作を前提にしている。

対象ハードウェアは以下

CPU ビデオカード
Ryzen9 5950X Radeon RX7900XTX
Ryzen9 5600X Radeon RX5700XT
Xeon Silver 4114 Radeon RX580

Ryzen9 5950X + RX7900XTX

原神

4k/UWQHD、最高設定(Awesome)でおおよそ50fps以上でプレイ可能。異方向サンプリングはx8までに抑えたほうが良い。

ただし、淵下宮など一部高負荷な場所では30fpsを下回ることがある。

それ以上にレスポンスの悪さが気になる。入力抜けが多く、特に長押しはUIにおいては「押してる」判定になっても動作しないことが多い。 このため、重激を連打するタイプ(胡桃、放浪者等)はかなり厳しい。 これが何に由来しているのかはよくわからないが、他環境でも同様であり、原神とRadeonの問題なのか、ネットワークの問題なのかよくわからない。

鳴潮

UWQHD高画質でおよひ40fps以上を維持でき、多くの場面では60fpsを維持できている。

ただし、場所によってはかなり重いことがあり、20fpsを下回る。 また、どんどん重くなっていくことがあり、カクカクになってしまうこともあるが、これは再起動すると改善される。

Vindictus

UWQHD最高画質で90fps以上を維持できる。

いつの間にUWQHDに対応していたのかは不明。 現在も4kには対応していない模様。

SoulWorker

4k最高画質で60fpsを維持可能。

ただし、カメラを激しく振ると処理落ちすることがある。

Street Fighter 6

4k 60fps 最高画質で問題なくプレイ可能。

ただし、たまにラグいことがあり、対戦環境としてはFHDまで落としたほうが効果的。

また、FreeSyncを有効にしてもSA演出でのティアリングがひどい。

Guilty Gear Strive

FHDのHypr RXによる4k化で60fps動作する。

Project Cars 3

4k/UWQHDで最高画質でだいたい60fps動作するが、60fpsを維持しようとすると高設定でも厳しい。調整が必要。

ティアリングが気になる。

ソフィーのアトリエ2

4k 最高画質にすると若干怪しく、カクつくことがある。

ただし、4k最高画質+ReLive録画で一応最後まで走りきっており、プレイ自体は問題なく可能。

BallisticNG

UWQHD最高設定で問題なくプレイ可能。 144fpsもおおよそ達成できる。

Beautiful Mystic Survivors (Sexy Mystic Survivors)

4k 最高設定でだいたい15fps以上を維持可能。 よほど重いビルドにしなければ終盤でも20fpsは維持できるので、操作性にあまり問題はない。

ただし、ReLiveによる録画をしているとカクカクになるほか、ReLiveの録画のほうはもっとカクカクになる。

蒐命のラスティル

4kで180Fまで60fps以上を維持可能。

Ryzen9 5600X + RX5700XT

原神

設定を突き詰めれば4k 60fpsプレイが可能。 FHDならある程度余裕はあるが、最高設定にはできない。

レスポンスが非常に悪いという問題がある。

鳴潮

フルスクリーンだとカクついてプレイできないため、Windowed WQHDでプレイしている。

WQHDウィンドウであれば、中〜低程度の設定調整で60fpsプレイを維持可能。

Vindictus

WQHD最高設定で45fpsをだいたい維持可能。

快適にプレイしようとすると、シャドウとエフェクト関係を中心に落としたほうが良い。

SoulWorker

4kで快適プレイするためには、グラフィックを中程度まで落とす必要がある。

Street Fighter 6

4kではカクついてまともにプレイできない。

FHDの場合でも、グラフィックをかなり落とさないとプレイに支障が出る。

FreeSyncを有効にしてもSA演出ではかなりティアリングする。

Guilty Gear Strive

グラフィックデフォルト設定でFHDのHypr RXによる4kで問題なくプレイ可能。

Project Cars 3

グラフィック設定次第では4kプレイはまあまあ可能。 50fpsは出るのでそんなに支障はない。

ティアリングが気になる。

ソフィーのアトリエ2

4kではカクカクすぎて無理。 FHDでグラフィック設定を落としてもReLiveで録画しながらだとスムーズではない。 ReLiveを切ればFHDプレイはまあまあいける。

BallisticNG

4k 60fps, FHD 144fpsはグラフィック設定次第。 重い演出をオフにすればそれほど厳しくはない。

Beautiful Mystic Survivors (Sexy Mystic Survivors)

4kでグラフィックを中設定にして、最後までカクカクにはなるけど一応問題なくプレイは可能。

ただし、ReLiveによる録画を行うと動作自体が怪しく、まともにプレイできない。

蒐命のラスティル

4kで180Fまで問題なくプレイ可能。

Xeon Silver 4114 + RX580

原神

以前はFHDで問題なくプレイできていたが、最近は厳しい。

グラフィック設定を下げても60fps維持は怪しいので、かなり妥協したプレイ環境になる。

Vindictus

グラフィックを下げればFHDで40fps以上を維持可能。

BallisticNG

FHDなら普通にプレイ可能。 トラックによっては重いときがあるため、グラフィック設定は下げる方向で調整が必要になる。

おまけ1

Vindictus FHDはXeon Silver 4114+Quadro P400や、Xeon W3565+GeForce GTX750Tiでもグラフィック設定を落とせば普通にプレイできる。

ただこのタイトル、A10 7870Kですらプレイ自体は可能なので、あまり参考にならない話になる。 ハードウェア的にも今更参考にはならないだろう。

おまけ2 Linuxでは

BallisticNGはほとんど変わらない。

BMS/SMS(Proton)は終盤の処理落ちは避けられない感じになる。 ただ、プレイフィールは大差ない。

蒐命のラスティル(Proton)も大差ない。

GGST(Proton)はグラフィック設定によらず、ちょっともっさりするため対戦はやや厳しい。

Street Fighter 6(Proton)はRX7900XTXでFHDでグラフィックを落としてもカクつくため、対戦環境としては成立しないと思う。