Chienomi

Manjaro LinuxでMarkdown

tex

ManjaroでMarkdownを活用しようと思ったのだが、案外苦労したのでレジュメを兼ねて記載する。

MarkdownはGitHubでおなじみの書式だ。この書式については車輪の再開発となるので省略する。

その変換を行うのがmarkdownプログラムだが、この実装はRuby、Rythonなど他にも色々とある。だが、markdownは単純なプログラムで単純なHTMLを出力する。そのため、組み込んで使いやすいが、今回は完全なHTMLがほしい。

そこでpandocを使うことにした。だが、どうもHaskellまわりがぐちゃぐちゃしている。結局インストールしたパッケージは

  • ghc
  • alex
  • happy
  • pandoc-static

さらにPDF出力のために以下をインストール

  • texlive-most
  • texlive-langcjk

CSSファイルを指定してHTMLを出力。

pandoc \ # Pandoc -s ~/doc/work/si/twitter.md \ # ソースファイルの選択 -t html5 \ # HTML5で出力 -o ~/tmp/twitter.html \ #出力ファイルパス -c ~/doc/materials/markdown.css/github.css # CSSファイルの指定。埋め込みはしない。

TeX経由のPDF出力

pandoc \ # Pandoc -s ~/doc/work/si/twitter.md \ #ソースファイル -o ~/tmp/twitter.pdf \ #出力ファイル -V documentclass=ltjarticle \ #日本語出力のためのオプション --latex-engine=lualatex #LuaLaTeXを使用

フォント指定のためのTeXファイルを作成

\setmainfont{Rounded-X M+ 2c medium} \setsansfont{07YasashisaGothic} \setmonofont{Ricty}

フォント指定の上PDF出力

pandoc \ # Pandoc -s ~/doc/work/si/twitter.md \ #ソースファイル -o ~/tmp/twitter.pdf \ #出力ファイル -V documentclass=ltjarticle \ #日本語出力のためのオプション --latex-engine=lualatex #LuaLaTeXを使用 -H ~/tmp/fontdefine.tex #フォント設定を行ったTeXファイル